心が軽くなる、ヘヨカのセカンドオピニオン

アメリカの視点を中心に、人間関係で悩んでいる人に、異なる視点でモノの見方をお伝えします。

映画『Wicked』のマーケティングで起きた大失態

アリアナグランデ主演、映画『Wicked』の公開に向けて、アメリカ中が緑とピンクに染まっています。

小売大手のターゲットでは緑とピンクの商品が店頭を彩り、スターバックスでも同色をテーマにしたドリンクが展開されるなど、大規模なマーケティングキャンペーンが繰り広げられています。

 

 


この盛り上がりの中、玩具大手のマテル社が思わぬ失態を犯してしまいました。

マテル社はバービー人形で有名な会社です。

 

同社が発売した『Wicked』関連の人形商品において、パッケージに印刷されたウェブサイトのアドレスが、アダルトサイトへ誘導するものだったことが発覚したのです。

 

問題の人形はこちら

Wicked Fashion Dolls for Kids, Fans, and Collectors | Mattel

 

本来は映画の公式サイト「WickedMovie.com」へ誘導されるべきところ、18歳以上の年齢確認が必要なウェブサイトへリンクしていたことが、SNS上で報告されました。

 

これは子供のために人形を購入された保護者にとってはびっくりしますね。

 

調べてみたところ、wicked.com はポルノサイトで、おそらくこちらがリンク先になっていたのではと思います。

 

確かに紛らわしいですね。

 

マテル社は既に商品を購入した消費者に対し、パッケージを廃棄するか、問題のリンクを見えないようにすることを推奨しているそうです。

 

商品回収はしないようですね。

 

この映画『Wicked』は、トニー賞を受賞したブロードウェイミュージカルの映画化作品で、『オズの魔法使い』の前日譚として、ドロシーがオズの国に到着する前の物語が描かれます。

 

www.wickedmovie.com