心が軽くなる、ヘヨカのセカンドオピニオン

アメリカの視点を中心に、人間関係で悩んでいる人に、異なる視点でモノの見方をお伝えします。

新幹線での思わぬ指摘が教えてくれた、自己成長の意外な機会


私はかつて、仕事一筋の人間でした。

 

ある時期から新幹線での移動が増え、その時間も会社のメール処理や資料作成に費やしていました。

ところがある日、隣席の方からPCのタイピング音を静かにしてほしいと指摘を受けたのです。

自覚がなかったので驚きましたが、これをきっかけに移動中はPC作業を控え、自分を見つめ直す時間に変えました。

最初は指摘に嫌悪感さえ感じましたが、後にこれが転機となったことに気づきました。夢中になりすぎて、力んでムキになってタイピングしていたのだと思います。

 

会社員、特に仕事に没頭しすぎる人間になると、目の前の業務に囚われ、自分を省みる時間を取ることが難しくなります。

 

しかし、思わぬ出来事が、自己成長の貴重な機会を与えてくれたのです。

今では、この方からの指摘に感謝しています。時に思わぬ批判や障害が、新たな視点や成長のきっかけになることを理解できました。

 

それ以降、新幹線での移動中は自己省察に充てることで、仕事だけでなく人生全体がより豊かになる可能性があるのだと気づきました。

 

次第に、仕事が遅いと煽られても気にならなくなりました。