Luigi Mangioneの弁護士:Sean "Diddy" Combsとの接点

先日のブログで紹介したLuigi Mangioneに関する続報です。
彼に就いた弁護士が判明しました。
Karen Friedman Agnifilo弁護士です。
色々候補があった中、結局彼女になったのですね。。。
では早速、彼女の経歴を見てみましょう。
- マンハッタン地方検事局で2014年から2021年まで主席補佐検事を務め、複雑な殺人事件や精神疾患が関係する事件などの重大な暴力犯罪の起訴で重要な役割を果たしました。
- 同検事局では人身売買対策班、ヘイトクライム対策班、文化財不正取引対策班、テロ対策班、サイバー犯罪・身分証明書偽造対策部門の設立に貢献し、マンハッタン初のメンタルヘルス裁判所の創設にも関わりました。
- マイケル・ブルームバーグ市長時代にはニューヨーク市長室の刑事司法調整官の法律顧問も務めました。
2021年からは民間の弁護士として活動しており:
- 州裁判所と連邦裁判所での民事・刑事事件を担当
- 雇用関連の紛争で原告側の代理人を務める
- CNNの法律アナリストを経験
- Meidas Touch Networkでポッドキャストの共同ホストを務め、1エピソードあたり50万人の視聴者を集める
- テレビドラマ「LAW & ORDER」の法律顧問も担当
なんと、彼女の夫であるMarc Agnifiloは、Sean "Diddy" Combsの担当弁護士です。
ちなみに、Sean "Diddy" Combsの事をいまだにパフダディと言ってしまうのは、世代の問題なんですかねえ。。。
ところでこの夫婦、夫婦揃って、アメリカの重大な事件を担当しているということになりますね。
Sean "Diddy" Combsは、2024年9月16日に性的人身売買、恐喝、複数の性的暴行の容疑で逮捕され、それ以降、保釈を何度も却下されています。
ということで、現在Sean "Diddy" CombsとLuigi Mangioneは、同じ収容先、ブルックリンのMetropolitan Detention Centerにいるそうです。
なお、Luigi Mangioneにはすでに熱狂的なファンがいて、
勾留中すでに
- 何千ドルもの寄付金を受け取っている
- 数百通の手書きの手紙を受け取っている
- 得た資金の一部を同じ施設の受刑者たちと共有したとされている
- 自身の支持者や注目度の高さを知り、「感動して言葉を詰まらせた」と伝えられている
この事件、アメリカでは前例のないくらいのレベルで注目されています。
犯罪者を好きになる人たちについては、こちらの記事を。