心が軽くなる、アメリカ流人間観察術

アメリカの視点を中心に、人間関係で悩んでいる人に、異なる視点でモノの見方をお伝えします。

女性だけじゃないEating Disorder(摂食障害)

 

比較的、女性の割合が多い摂食障害

拒食症、過食症などで苦しんでいるのは女性だけではありません。

こちらのニューヨークタイムズの記事によると、年々、思春期の男性の患者も増えているそうです。

 

www.nytimes.com

 

比較的女性に多いとみられていたのは、診断の基準として、生理のある無しが含まれていたことが理由だそうです。

 

男性の患者も年々増えていて、女性とは異なる理由がきっかけで、摂食障害になるようです。

 

女性はセルフイメージ、体重の数値など、細くなりたい、体重を減らしたいといったことによるきっかけが多いです。

 

一方、男性は筋肉質になりたい、大きくなりたい、といったことが引き金で摂食障害になるそう。

 

この筋肉に関して異常に執着する事をMuscle Dysmorphia(筋肉異常恐怖症)といいます。

 

いずれにしても、SNSでの露出が関係しているのかもしれませんね。

 

最近では、TikTokで#legging legsといハッシュタグとそれに関する動画がバンされました。

abcnews.go.com

 

レギンスが似合う美脚、といった感じでしょうか?

 

レギンスは細い脚の人が着用するものというイメージを植えつけ、摂食障害を助長するなどの理由でバンされたとのこと。

 

女性の摂食障害は、第3者が早期発見しやすい障害ですが、男性は見つけにくいそう。

 

ジムやフィットネス関係に異常な執着を見せることが、早期発見のポイントだそうです。