心が軽くなる、アメリカ流人間観察術

アメリカの視点を中心に、人間関係で悩んでいる人に、異なる視点でモノの見方をお伝えします。

Noと言える人でも洗脳されると。。。




Noと言える人でもナルシストの被害に遭うことがあります。

 

一般的に、ナルシストの被害に遭う人は、優しくて、なんでも受け入れてしまう、Noと言えない人などと言われることが多いです。

 

しかし、Noと言える人でも、ナルシストの巧みなトリックによって、次第にエネルギーを吸い取られ、被害を受けることがあります。

 

そのトリックは、Gaslighting(ガスライティング)とGuilt Tripping(ギルトトリッピング)のコンボ技です。

 

Gaslightingで自己と現実の認識を歪められ、Guilt Trippingで責任や罪悪感を植えつけられるからです。 

そんなトリッピーな状況に置かれた被害者は、次第にナルシストに操作されてしまいます。

 

まず、ナルシストはGaslightingで、「間違えている」、「非常識だ」、「みんなお前がおかしいって言っている」などと言って、事実や被害者の感情を無視します。

 

このナルシストの言動に同意しない、反対する被害者に対して、

「なぜ理解しない?」「傷ついた、謝れ」などと言い、Guilt Trippingで罪悪感を抱かせます。

 

要するに、Guilt Trippingで自己主張を妨害されてしまうのです。

 

このように、GaslightingとGuilt Trippingを繰り返してされると、次第に心が疲弊して、正常な判断ができなくなります。

 

Gaslightingをされていれば、ナルシストの主張を受け入れられないのは当然です。

しかし、Guilt Trippingで罪悪感を抱かされたり、謝罪を求められることによって、自分が悪いことをしているかのような気分になってきます。

繰り返し刷り込まれることによって、実は自分は冷たい人間なのか、自分の常識が違うのか。。。。次第に自信を失ってしまいます。

 

このコンボは自信喪失が加速してしまいます。

 

ひょっとしたら冤罪で、認めてしまった人もこのような感じかもしれませんね。

 

Noと言える人でも、心が疲弊すると感覚が麻痺してしまいます。

 

カウンセリングや信頼できる友人と沢山話して、本当の感情を吐き出していくように。

 

徐々に自分を取り戻す事が大切ですね。

 

最初は「違和感がある」と伝えるだけでも大丈夫。