心が軽くなる、アメリカ流人間観察術

アメリカの視点を中心に、人間関係で悩んでいる人に、異なる視点でモノの見方をお伝えします。

人の心を操作するManipulator(マニピュレーター)

マニピュレーター

マニピュレーターとは、

自分の目的達成や、利益を得るために他人を巧妙に操作する人の事をいいます。

 

どのように操作してくるかというと、

巧みな話術や心理的な方法を使って操作してきます。

 

巧みな話術はなんとなく想像できますね。

 

心理的な方法とは次のような事をいいます。

 

  • 誇大宣伝

自分自身や自分の意見を誇張して、他人に印象付ける方法です。自分は他人よりも優れている、賢いというストーリーを作り、他人を騙します。

 

相手の認識や現実を歪め、混乱させる手法です。否定をしたり、誤った情報を与えて、記憶や判断能力を弱らせます。

 

  • 感情操作

同意や同情を引き出し、利用しようとします。恐怖を煽って自分に従わせたり、お金や報酬をあげるからと従わせたりします。

 

  • 脅迫

明らかな脅迫ではなく、沈黙で圧をかけたり、威嚇してコントロールしようとします。

 

  • 分断と支配

対立を生じさせて、支配力を強めます。例えば、グループ内のメンバーをわざと対立させ、自ら仲介役を買って対立を解決させます。そのことによりヒーローとなり、権力を持つようになります。

 

このような方法で、マニピュレーターは巧妙に操作して、自分の目的達成や利益を得たりします。

 

カルトや新興宗教、時にはマルチもこの手の手法で勧誘してくることがありますね。